臨床研究委員会

ホーム > 臨床研究委員会 > JSEPTIC臨床研究委員会とは

JSEPTIC臨床研究委員会とは

はじめに

2010年、"できることからはじめる"を合い言葉に、特定非営利活動法人 日本集中治療教育研究会臨床研究委員会(JSEPTIC-CTG)が始動しました。その目的は、1) 世界の評価に耐えうる多施設臨床研究を主体的に実施する、2) 多施設研究を行う研究者のサポートを行う、3) 施設を越えて若手臨床研究者を育成する、というものでした。おかげさまでJSEPTIC-CTG会議は述べ22回開催され、JSEPTIC-CTGが主体で行われている研究が現在8件、協力を行った国際的研究が3件、国内研究が5件になりました。その成果は国際雑誌に発表された研究が5件、国内雑誌に発表された研究が2件となり、一定の成果は得られたと考えます。

今後さらにJSEPTIC-CTGが飛躍していくためには数々の壁、たとえばデータ入力に協力してくれる施設研究者のモチベーションをいかに維持するか、研究のための資金やマンパワーがあります。これらをクリアーしていくことは重要な課題ですが、おそらく最も大切なものは主研究者の情熱でしょう。いつの日かカナダの集中治療臨床研究グループ(CCCTG)やオーストラリア・ニュージーランド臨床研究グループのような世界の一流臨床研究グループに一歩でも近づけるようこれからも頑張っていきたいと思います。


2015年11月5日
横浜市立みなと赤十字病院
集中治療部
武居 哲洋


ページの先頭へ