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静岡県立総合病院 集中治療科

 

病因概要

当院は病床数712床、高度救命救急センター併設、オペ室22室を有する地域中核病院で、地方の最後の砦的存在の病院です。

ICUは特定集中治療加算ベッド14床を有し、心臓外科や脳外科術後や、院内急変や救急外来からの重症患者を一手に収容しています。

2018年度の実績としては、778例が入室(緊急49%予定51%)、うち侵襲的人工呼吸器管理449例、ECMO21例、腎代替療法148例となっています。

脳死臓器移植ドナー管理も1-2例/年で経験しており、市中病院でもトップクラスの症例数と質が担保されています。 当科は2016年1月に立ち上がり、2016年4月からスタッフ配置され運用開始、2017年4月から集中治療専門医研修施設認定された、出来たばかりの組織です。 2019年10月段階では専従4名と兼務3名含めたスタッフ7名が配属され、それぞれ麻酔や外科、循環器、救急、感染症、内科などのサブスペシャリティを有し、幅広い視野での管理を行っております。また全国的にも数多くない集中治療専門医が4名在籍しており県内でも有数です。 当初はopen ICU管理でしたが、現在は日中365日スタッフ配置できるようになり、徐々に各科からの管理を任せて頂けるようになったためsemi closed管理に移行して参りました。 またチーム医療や臨床倫理面にも高い活性を持つ環境にあり、ICU外においてはRRT(Rapid Responce Team)やRST(呼吸器サポートチーム)の主翼を担っており、院内における活動の幅も広がっています。

さらに当科では積極的に学会活動を支援していて、いち早く全国規模の集中治療データベース事業にも参加し、集中治療医学の発展に貢献しています。当院では大学規模の文献検索システムが採用され、統計、研究倫理など研究支援も整っています。また国内、国外留学制度もあります。

スタッフ

当科の医師スタッフは、皆出身が異なっており、多様性に富み、医局に縛られない、自由な雰囲気が特徴です。何事にも年次に関係なく自由に発言し、互いのプロフェッショナルを尊重しつつ、それを前向きに捉えて活動を行うことができます。

また専門・認定看護師を中心に非常に優秀なコメディカルが揃っており、ドクターである我々も大いに助けられ、また勉強させてもらうシーンも多く、職場の空気感としてはとても働きやすい環境と感じます。全スタッフが積極的に集中医療に参加し、皆が有機的につながることで県内有数の集中治療室を形成しています。 静岡市市街地からも程近い立地であり、住環境も申し分ないと思います。

業務量も増えてきたこともあり、また24hr体制でのスタッフ配置を目指すにあたり、スタッフ拡充のため、立ち上がったばかりの集中治療科で是非とも我々と共に集中治療を発展させていきませんか? スタッフ希望の方はもちろんのこと、短期研修や、元々基礎の専門医を持っている上で集中治療専門医の取得を目指している方、麻酔専門医の取得を目指しながら集中治療専門医の取得を目指している方など、広く門戸を開いています。また就職時期に関しても自由に設定できますので、ご相談頂ければと思います。

少しでも興味を持って頂けたり、病院見学や話だけでも聞いてみたい、などなどありましたら、まずはお気軽に下記アドレスまでご連絡頂ければ幸いです。

なおFacebookページもあり、週1ペースでICU関連の文献紹介や日々の活動などをupしてますので、ご覧いただければと存じます。
静岡県立総合病院 集中治療科  太田 啓介
bluelight_syndrome@yahoo.co.jp
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