希釈濃度標準化プロジェクトとは
集中治療領域では様々な注射薬を使用し,迅速な調製を必要とする場合があるため,希釈濃度間違いや配合変化などのインシデント・アクシデントが生じるリスクが高いと考えられます。本部会が行ったICU勤務経験者を対象としたアンケート調査では,ICU内における注射薬の希釈濃度統一の必要性および配合変化表のニーズがあることを報告しています(医療薬学, 2023, 49, 412-418./第50回日本集中治療医学会学術集会, 京都, 2023)。本プロジェクトでは,各施設で利用できるツールとして注射薬の希釈濃度一覧表や配合変化表を作成することを目的としています。







