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大津市民病院 救急集中治療部

 

大津市民病院ICUは、設立40年以上経過し、大学病院に所属しないICUとしては全国でも最も歴史がある施設の一つです。1999年の新病棟開設に際して救急外来(ER大津)も担当、守備範囲をひろげて今に至っています。

ICUとER型救急

集中治療と救急を連携して行っているので、重症患者はレスポンスよく自分達で管理するICUに収容、治療をスタートできています。その流れのなかで重症患者の病気の初期像から悪化・治療過程・手技全てを習得できます。特に敗血症患者管理等には自信をもっており、そういったものを吸収していただけます。
「集中治療に軸をおき救急もやってみたい」
「今まで救急医療を中心にやってきたが見よう見まねでやってきた集中治療を勉強したい」等を希望する人物が全国から集まり楽しく仕事をしてきました。
救急にはいろいろな形態がありますが、当施設は「集中治療を軸とした救急」ということに自負心があります。

General ICU・Surgical ICUの両面をもつICU

当院ICU入室患者の内訳は、救急外来からの入院患者4割・手術後患者4割、一般病棟からの入室患者2割です。
救急外来からの入院患者は、ショック状態や蘇生後であることも多く、診断名すらついていないケースも珍しくなく、迅速な診断能力(特に死に至るものや障害を残す疾患において)・ひき続いての標準的な治療をすることが求められます。
一般病棟からの入室患者は、敗血症・重症肺炎・重症膵炎などが多く感染症管理をする能力が求められます。
手術後患者は、心臓血管外科・呼吸器外科・外科などのリスクの高い患者の術後管理を担当しています。例えば、毎朝医師・看護師・ME・理学療法士・薬剤師が集まってた職種ミーティング+ミニレクチャーをするなど高度なレベルで連携をしています。
General ICUで要求される能力とSurgical ICUで要求される能力は、かなり方向が異なるものですが、その両者をバランスよく学ぶことができます。

新専門医制度にむけて

2017年度より新専門医制度が開始されます。今までは各施設の特徴に応じた、時に偏った面も指摘された専門医研修でしたが、救急科新専門医制度においてはバランスよく研修することが求められます。新制度がどのように機能するのか読めない側面もあります。
本施設においては今までも専攻医を単なる労働力として計算するのではなく、「いかに考えて行動できる医師」を育てることに注力してきました。
新制度では病院群をつくることが求められます。本施設は滋賀県済生会病院救急集中治療科と病院群をつくることとしました。それぞれの施設への研修希望者があったとき、実質半分の期間ずつ過ごすことにしています。
本施設と滋賀県済生会病院救急集中治療科が「組む」ことのメリットとして
・本施設はclosed型ICU・ER型救急という特色があり、滋賀県済生会病院は外傷も含めて多彩な症例がある救命センターでありドクターヘリ基地病院であることからプレホスピタルにも強みがあります。両施設で非常にバランスがよい研修ができます。
・本施設・滋賀県済生会病院救急集中治療科ともに教育に力をいれており両施設共非常に雰囲気がよく楽しく研修できます。
・本施設と滋賀県済生会病院は高速道路で20分弱ですので3年間の研修期間中転居する必要がありません。もともとドクターカー研修などを通じて両施設には密な交流があったことから専門医研修においても密に連携を深めていく予定です。


専門医研修終了後

救急科専門医が「専門医制度1階」であるのに対して、集中治療専門医は「専門医制度2階」となります。3年間の救急専門医研修の後、希望者は集中治療専門医取得にむけて研鑽をつめます。専門資格には論文実績も重要ですが、そういった面においても積極的にサポートします。


今までの公募実績

現在在籍中のメンバーの一人もJSEPTICのメーリングリストを通じて人材募集をした際、興味をもち参加してくれました。今までの公募実績(過去約15年)として京都・福井・大阪・千葉・沖縄・兵庫・神奈川・東京・鹿児島・愛知などから学びにきてもらいました。こちらでの勤務終了後も集中治療・麻酔・救急・外科・開業・在宅医療など当科でえたものを生かしながらそれぞれの興味を持つ分野で活躍していただいており、現在もコミュニケーションをとっています。当科で得たものを集中治療領域で発揮してもらってももちろんよいですし、礎として他の分野で活躍していただくことも価値あることと考えています。また、女性医師がICUで活躍していただくことは大歓迎であり、過去・現在女性医師が在籍しており、女性医師にも興味をもっていただきたいです。


当院のロケーション

大津といってもピンとこない方が多いと思います。京都市と大津市は全国で最も近い県庁所在地同志であり、京都駅から電車で15分、車で30分であり「交通至便!!」です。大津市は住みよい都市として知られ、一時のつもりがずっと住みつく医師も珍しくありません。京都市内から通勤する医師も多いです。仕事と「ディープ京都」の堪能を是非両立していただきたいです。

是非見学を!!

手前味噌ですが、雰囲気のよい職場であることを自負しています。興味のある方は是非見学をしていただきたいです。

小尾口(こおぐち)邦彦
otsu1560@city.otsu.lg.jp
(病院のアドレスですので、小尾口に転送依頼の旨お書きください。)
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